2019.06.26★カラダの仕組みについて・★ダイエットコラム
代謝を上げるってどういうこと?

こんにちは。
ヘルシーボディトレーナーの中原由美です。
今日のテーマは
「代謝」
です!
ね、ね、
代謝って、なんですかね?
あなたの中では、「代謝」って、
どういうことだと、考えてますか?
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実はさ、
代謝って、
「体内で行われるあらゆる反応の総称」
なのよね。
だからさ、
たとえば、お風呂に入ってさ、
体温が上がって、血流が良くなるとするじゃない?
それで、いろんなところに、栄養とか酸素が、いつもより早く届くようになって、
いつもよりちょっと反応がたくさん起こったとするじゃない?
それも、一種の、代謝が上がるってことなんだよね。
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ねえ、これって、あなたが想像する代謝が上がる状態に近い?
代謝が良い、悪いって話をしたり、
代謝が低い、高いって話をしたり、
しませんか?
やっぱり、代謝を上げないとね!
とか、
年のせいかな。。。
代謝が落ちたのかな。。。
なんて話をしたり、
しませんか????
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じゃあ、その「代謝」って、
いったい、なんなのさ??
って、
思いませんか?!!!
風呂入って血流良くなって、はーなんか疲れ取れたなー♡
とかとは、ちょっと違うくないですか?
あなたの考えてる「代謝」とは、
それちょっと違うんじゃないですか?
私、めっちゃ思うんだよね。
私、すんごく、気になるんだよね!
「代謝」って
みんなが呼んでるその現象の正体って、
いったいなんなの???
って。
(代謝が落ちると、シワが増えるの?
本当?それって、本当?
シミが増えるの?それって、本当?
で、結局のところ、代謝ってなんなの?)
失礼。
熱が入りすぎました。笑
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で、です。
代謝です。
ウィキ様では、、、、
代謝とは?
生化学における異化と同化の作用による物質の合成やエネルギーの変換。
と解されており、
さらに、
新陳代謝とは?
新陳代謝(しんちんたいしゃ)とは、古いものが新しいものに次々と入れ替わることを言う。特に、健康法や美容法において「細胞の新陳代謝」などという使われ方をするが、これはしばしば生化学における代謝の意味ではなく、細胞自体の入れ替わりを意味する表現である。そして、新陳代謝は、生命維持に不可欠なものである。
と解されています。
さらに、
基礎代謝とは?
基礎代謝(きそたいしゃ、英:Basal metabolism)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのことである。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、1日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。
消費量は大人の場合肝臓が27%、脳が19%、筋肉(骨格筋)が18%で、この3器官のみで6割以上を占める[1]。
年齢・性別毎の標準的な1日あたりの基礎代謝量の目安である「基礎代謝基準値×体重」で求めることができる。
と解されています。
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そうね、
代謝ってのは、体内で行われるすべての物質合成やエネルギーの活動についてです。
まあ、つまり、体の中で起こっているほぼすべての事象が、代謝であると言えます。
そして、
新陳代謝というのは、
エネルギー代謝というものと、一般には分けて考えられていて、
新陳代謝は、細胞の生と死における反応についていわれています。
一方、
エネルギー代謝というのは、
体内でエネルギーが生み出されるときの反応についていわれているのです。
それとは別に、
基礎代謝というのは、「必要と思われるエネルギーの量」の話をしているので、
自分が実際に起こしている体内活動としての「代謝」とは異なり、
あくまで指標の一つなのです。
基礎代謝を上げたいのならば、「体重を増やせば良い」のですから。
計算式で導き出せてしまうのが、この基礎代謝なのです。
だからさ、
これだけググっても、
正直、自分の「代謝」を上げる方法とか、
そもそも、「代謝ってなんなの?」に
わかりやすく答えが出てこないわけよね。
じゃあさ、
体の仕組み全体から、いつも体を考えている
ヘルシーボディトレーナーは、
「代謝」について、どんな風にとらえているか?
聞きたいですか?^^)ふふふ
めちゃくちゃ目からウロコよ!
ぜひ、聞いといて!
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体の中のあらゆる反応を代謝と呼ぶんだけれども、
それには、
その反応を起こすために、
生体内では絶対的に「エネルギー」が必要なのよね。
それは、なんとなく、わかるよね?
リモコンは、電池なかったら、動かない。
それと、同じね。
エネルギーがなかったら、動けないのが、生物なのです。
エネルギーがなくなったら、死ぬのが、生物なのです。
だからこそ、エネルギー確保が生体の最優先事項だし、
エネルギー不足が、生体の最大の危機的状況なわけね。
そして、エネルギー不足を起こすと、体が緊急事態に入り、
それが「溜め込み」を生む。
だから、人間は太る。
のでしたよね。
ここ、復習したい方は、この記事を読んで欲しい↓↓
そうなのです、
体の中の代謝という現象は、ありとあらゆるところで起こりますが、
その代謝現象自体を起こせるのは、
そもそも、それを起こすエネルギーがあるから!
だということです。
エネルギーが効率良くたくさん生み出せる体は、
つまり、代謝をたくさん行える体なのです。
と、いうことは、
【代謝が良い・高い】という状態は、
このエネルギーを生み出す能力が優れているほど
【良い】とか、【高い】とかの評価ができるわけですよね。
だって、すべての体内の代謝は、
それを起こすことのできるエネルギーがあるかどうか?に
依存しているわけですから。
つまりね、
代謝を上げたいのであれば、
代謝を良くしたいのであれば、
エネルギー代謝を効率良く行える体になるべし!
なのです。
エネルギー代謝ってのは、
エネルギーを生み出すときの反応のことです。
そして、何度も言いますが、
エネルギーを体で作り出すとき、
その材料として最も適したものは、【糖】です。
人間の基本設計は、
【糖を原料としてエネルギーを生み出す】ことなのです。
それが、最も効率良くエネルギーを生み出すことのできる回路だからです。
そう、
脂肪や、たんぱく質をエネルギーに変えるより、
はるかにたくさんのエネルギーを生み出し、
老廃物や毒物を出さずに、
代謝回路を回すことができるのです。
脂肪やたんぱく質をエネルギーに代謝させる回路は、
いわば、火力発電や原子力発電みたいなものです。
一方、糖をエネルギーに代謝させる回路は、
太陽光を利用したり、風力や、波の力を自然の形のまま利用するような方法です。
最終的に代謝産物としては、水と二酸化炭素しか出てきません。
これは、どちらも、体の中に必要不可欠な物質なので、事実上、無駄や負担になるような物質は出てこないのです。
ススや発がん性物質や、危険な放射性物質を副産物として出してしまうような
発電とは異なるわけ。